社長ブログ

キッチンは“女の城”ではない

 キッチンの主役は女性――。こんなイメージが変わりつつあります。
 2008年4月半ば、イタリア・ミラノで毎年恒例のデザインイベント、通称“ミラノサローネ”が開催されました。今年、にぎわいを見せたキッチン関連の展示会を見た印象が冒頭だそうです。
 料理する男性にねらい
 共通するのは、キッチンが、昔よく言われた“女の城”ではなく、「家族や友人が集まって楽しく過ごす場」として見直されていることです。見た目も、モダンでユニセックスな印象のものが主流になっています。料理をする男性にターゲットを絞り、余分なデザインを削ぎ落としたというシステムキッチンも登場。注目を集めていました。
 カウンターや調理台の形状はさまざまだが、リビングやダイニングに対してはいずれもオープンです。カウンターのダイニング側にスツールが並べられているスタイルが多く、周囲の家族や友人と話をしながら、調理をしているシーンが目に浮かんできます。
 また、アイランドキッチンはもちろん、I字形やL字形のカウンターでも、複数の人が周囲を回遊できるようにレイアウトした展示が目立っています。
 コンロやシンクは、アイランドキッチンの中央など、誰もが使いやすい位置にあります。集ったメンバーがみんなで一緒に料理したり、片付けたりするシーンをイメージさせます。料理し、食べ、片付けるといった一連の作業を、パーティーの一環として楽しむ提案です。
キッチンは“女の城”ではない1 余分なデザインを削ぎ落としたキッチン。ポーゲンポールとポルシェデザインが共同製作

キッチンは“女の城”ではない2 ミーレキッチンズが提案した特大のアイランドキッチン。IHヒーターの上にあるのは、照明を兼ねたレンジフード

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