社長ブログ

建物(住宅)の予算って、どこにお金をかけたらいいの?

 

 

 

 

 

 

 

お客様と打合せを進め、プランをまとめた後、概算見積りを提出しますが、だいたいのケースで予算調整をしなければなりません。

そんな時わたしが必ずお話しするのは、「建物にとって後では取り替えることのできない、頑丈な基礎や構造体、高性能パネル、高効率換気システム等を最優先に考え(スケルトンな部分)、定期的(10年~15年)に取り換える(張り替える)ことになる、住宅設備機器類や内装材(インフィルな部分)は二の次に考えましょう。今は住宅設備機器は標準品でも充分な機能が備わっており、内装材もなるべく費用を掛けずにいっしょにアイデアを出しましょう!」とお話しします。

うちでつくる住宅は、定期的なメンテナンス(特に外部)を怠らなければ、今の日本の平均建替え年数(26年)の倍はもつと思います。(保証をするものではありませんが・・・)自分たち、子供たち、孫たちまでも大切に住み続けることができるようにする為にも、『後では取り替えることのできない物』はきちっとおさえておきましょう!