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小江戸(川越)の蔵造の街並み
こんにちはー(^^)
伝統工法の建築物に目がない伊部です!
今日は小江戸と呼ばれる川越の蔵造についてです。
まず蔵造ですが
日本の伝統的な建築様式の一つで
骨組みは木造
外壁は土壁として漆喰などで仕上げられた造りになります。
土壁ですので、防火や調湿にとても優れた造りです。
冷蔵庫が無い時代の保管庫?みたいな役目でしょうか?
冷蔵庫の文字にも蔵という文字が入っていますしね!
と勝手ながらに思いこんでいたのですが...
実際には
耐火目的で建築されたことが多かったようです。
明治時代に起きた川越での大火事があり、
川越の町が3分の1も焼失しました。
そのことから、防災意識が高まり、
川越では、蔵造が好まれ、
蔵造の街並みが形成されていった
という背景があったようです。
それにしても
昔の人の知恵と技術は半端じゃないですね!
より良い住宅を届けるために
これからも知恵と現代技術の
追求に励みたいと思います。