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目に見えないお金と敵
山岡です。
近年、アレルギーやハウスダスト、大気汚染がニュースで取り上げられていると思います。
そして
今では国民の3人に1人が皮膚や目鼻などのアレルギーといわれています。
以前、アレルギーはあまり知られていませんでした。
これらの原因で考えられるのが戦後、衛生状態が整備され、環境状態が改善される中、体に存在していた細菌が減少し、免疫力が低下したことことも挙げられます。
それに加えて自動車などの機械産業が発達したことが背景にあります。
おうちの中も同じです。
以前は木を使っておりましたので、現在のような化学物質が含まれる建材を使っていませんでした。
なので、近年、夏の暑い気温から来る目がチカチカしたり、めまいがする、というようなことを経験された方もいらっしゃると思います。
上のような症状はお家の中の換気回数が足りていない、もしくはお家の隙間があり、計画的に換気にもかかわらず(断熱材が低いから)建材に含まれる化学物質が充満することが原因です。
その結果、体に異常を及ぼしたりします。
つまり、木は自然素材なのでそのような症状が減少したというようなデータもあるくらいです。
なので木(無垢材)は意匠性に限らず、目に見えない効果もであるので、肌に直接触れる床などにはお勧めです。
さて、
断熱性、気密性をあげるのは、光熱費削減、遮音さまざまな理由がありますが、あげればそれで良いというのではありません。
先ほども触れましたが、計画的に換気経路を実現できることも重要なのです。
どういうことかと言いますと、
断熱・気密があまり良くないお家は、隙間は建ててみなければわからないため、計画的に換気経路が確保できないのです。
予め換気装置を設計しても隙間のせいでうまく空気が行き渡らなかったり、お家の中の空気をきれいに入れ替えたりできない可能性があるということです。
したがって、断熱・気密→計画的に換気経路を確保する。
このことが、電気代を節約し、ヒトの体にも優しいと言えるわけです。
医療費も積み重ねるとすごい金額になります。
電気代も積み重ねるとすごい金額になります。
なので、お子様がいらっしゃる方、これからお考えの方は、この点をお考えになられては?
と思います。
今日はここまでにしたいと思います。