社長ブログ

どうなる「ウッドショック」 工務店の受注に影響も・・・

 

以前、「ウッドショック」のお話しをさせていただきましたが、もう少し詳しくご説明させていただきます

欧米や中国での木材需要の拡大や、コロナ禍の混乱による海上輸送用のコンテナ不足・運賃高騰などが相まって、国内市場で米松(ベイマツ)や欧州材の供給不足、価格急騰といった「ウッドショック」とも言える状況が深刻化しつつあります

それは、地域工務店の家づくりにも影響を及ぼしています

 

 

全国各地にある木材卸会社や製材・加工会社からは、3月上旬から4月にかけて、取引先である地域の工務店に対し、輸入木材の納品遅延のお詫びや今後の見通し、価格改定(値上げ)などに関する通知書が相次いで出されています

内容を見ると「過去に例を見ない程の世界的な木材価格の上昇で、原油価格の上昇やコンテナ不足の影響による輸送コストの増大もあり価格維持が極めて困難な状況」「梁桁・柱とも120(巾・角)材が枯渇しており、120仕様は受注できません」「75坪超の大型はお断りします」「状況が改善されるまで見積もりはお得意様のみとします」など、切迫している会社も出てきております

 

弊社は、しっかりとした材木業者、プレカット業者とお付き合いをさせていただいている為、今現在、材料の納品の遅延はあまりありませんが、木材価格の高騰は避けられそうにありませんので、今ご商談を進めさせていただいているお客様には、そのご説明をさせていただいております