社長ブログ

マイホーム「予算増か部屋数減か」

ロシア軍によるウクライナ侵攻で、国内の木材価格が上昇しています
経済制裁の応酬で、ロシア産木材の供給が停滞しているためです
住宅や家具の購入など市民生活にも影響が出ており、政府は緊急対策に乗り出しました

 

 

木材価格は、世界的な住宅需要の回復やコンテナ物流の混乱による「ウッドショック」でもともと高騰していましたが、そこにウクライナ侵攻が拍車をかけました
ロシアは西側諸国からの経済制裁への報復措置として、日本などにチップや薄い板「単板」の輸出を禁止しました

単板は、住宅の屋根や壁に使われる合板の素材となり、昨年、総輸入量(29・4万立方メートル)のうち82%をロシア産が占めました
農林水産省の最新の統計では、針葉樹合板の全国平均価格は3月、1枚2070円で前年同月比で約7割高くなっています

 

どの建築業者も、木材を始め色々な材料が高騰しており、それをお客様に説明させていただき、予算を増やしていただくか、部屋数を減らしていただくなど、ご納得していただく為に、四苦八苦しています