『家づくり』アカデミー・「本当に良い家」とは
「パッシブデザイン プランニング研修」受講
昨日は新築部4名で、「パッシブデザイン プランニング研修」を受講してきました
パッシブデザイン プランニング研修とは、如何に冬の太陽光角度の低い熱を屋内に取り込み、機械エネルギーに頼らず自然エネルギーにて暖房することにより、光熱費を削減出来るかという試みで、南面にLDK(吹抜け部含む)の20%以上の開口部(窓)を設け、且つ、真夏の太陽光角度の高い熱を遮蔽するかというルールがあります
Google マップ にて建築地周辺の画像を切り取り、SketchUp(スケッチアップ)にて周辺の建物を立体化して、そこに建築予定の建物を落とし込み、真冬(1月16日)の朝10時から16時まで、1時間おきに南側にどの位影が出来るかを検証して、開口部があっても影になってしまう部分は軽減率を掛けて、それを踏まえて20%を確保するプランニング研修です
大切なポイントとして、
◇「光」と「熱」は分けて考える
◇「省エネ」と「快適」は分け考える
ということも学びました
今まで数回の研修を終え、高断熱(UA値=0.46以下)、高気密(C値=0.4以下)は勿論ですが、来月には『山際建設のパッシブ設計ルール』を確立していき、弊社の新築住宅のもう一つの標準仕様にしていきたいと思います