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『どでん』派 寒桜を見て想う…②
不動産部前島でございます。
ご近所様の寒桜のお話から、
長州力選手と藤波辰巳選手の
「エリート、雑草逆転劇」に発展した前回からの
続きでございます。
レスリングの下地という面では、
オリンピック代表の経歴を持つ長州選手と、
特にスポーツでの実績はなかった藤波選手。
当時の二人は後にライバル関係となることから、
「エリートと雑草」という言葉で
表現されることになります。
1978年、
藤波選手がWWWFジュニアヘビー級の
チャンピオンのベルトを獲得し
脚光を浴び始めたころ、
長州選手は地味な中堅選手として
甘んじておりました。
実績の無かった藤波選手がチャンピオン、
オリンピック代表選手の長州選手が中堅選手。
立場が逆転した訳でございます。
ここまでが
「エリート、雑草逆転劇」
の第一幕です。
第二幕としては、
今度は長州選手の逆襲が始まります。
1987年メキシコにて、
カネック選手を破り
第7代UWA世界ヘビー級チャンピオンの
座につきます。
このメキシコ遠征が
長州選手に多大な自信を与えました。
10月に凱旋帰国。
同月に開幕する闘魂シリーズの
メインイベントにて
アントニオ猪木選手、藤波選手と
3人タッグを組んだものの、
田中リングアナが
自分を藤波選手より先にコールしたことに反発し、
自分に試合の先発をさせようとする藤波選手に
喰ってかかります。
長州選手は
『格』
にこだわったんですね。
自分は藤波より格下ではない…と.。
更に次回に
続けさせていただきたいと思います。