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『どでん』派 寒桜を見て想う…③
不動産部前島でございます。
ご近所様の寒桜のお話から、
長州力選手と藤波辰巳選手の
「エリート、雑草逆転劇」に発展し、
今回で3話目でございます。
1987年10月8日後楽園ホールで行われた
闘魂シリーズ開幕戦。
猪木、藤波、長州VSブッチャー、アレン、ジョーンズ戦は
大変荒れた試合になりました。
格下の選手が先に入場し、
先にリングアナウンサーに紹介されるのが
プロレス界の慣わしでございます。
長州選手はメキシコで実績をつくってきたものの、
その時点では人気、実力ともに
藤波選手が長州選手をはるかに上回っていました。
しかしながら、
長州選手は噛みつきます。
試合前、
長州選手を藤波選手より先にコールした
田中リングアナウンサーに喰ってかかます。
試合開始にあたって
猪木さんと藤波選手はエプロンに出て、
長州に先発を促しまが、
長州選手は
「お前が先にでろ!」
と藤波選手に逆に指示。
会場は不穏な空気が漂い、
もう試合はしっちゃかめっちゃか。
二人は外国人選手そっちのけで、
張り手の応酬をはじめます。
『なんでオレがオマエ(藤波)の前を
歩かなきゃいけないんだ!
なんでオレがオマエ(藤波)の前に
コールされなきゃいけないんだ!』
この言葉は長州さんが試合後、
マイクを掴んで叫んだ言葉です。
このお話ですが、たぶん次回で終わる予定です。