社長ブログ

耐震診断は難しい?

ときどき、「住宅の耐震診断」という言葉を耳にすると思いますが、
一体、『耐震診断って難しいのでしょうか?
  
  

耐震診断の特徴は・・・

耐震診断には、
技術者向けの①「精密診断法」と、
②「一般診断法」があります。
   
   

「精密診断法」
保有耐力診断法、
 
保有水平耐力計算による方法・
限界耐力計算による方法・
時刻歴応答計算による方法
の4 つの方法があります。
(なんだか難しそうな言葉ですね。)
   
    

「一般診断法」
   
代表的な部位で平均的な評価を行うものです。
通常の診断方法と伝統的構法の木造住宅を対象とした診断方法の2 種類があります。
診断結果には不確定要素が含まれるため、
評点には必要耐力などをあらかじめ割り増すなど安全率が含まれています。
   
なお、もっと簡単に10 項目の問診表によって建て主自身が診断可能な
誰でもできるわが家の耐震診断」というものがあります。
判定は3 段階で行われます。
   
ただし、目安ですので、どの判定になったとしても専門家に診てもらうことは必要です。
詳しくは(財)日本建築防災協会のHP
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/wagaya.html
を参考にしてください。
「誰でもできるわが家の耐震診断」はこちら
   
   

また最近では、建物を揺らして耐震診断をする、
動的耐震診断」という診断法もあります。
「動的耐震診断」の詳しくはこちら
   
   
耐震診断は難しい?
「住まいの構造改革推進協会」はこちら
   
   
評点って何・・・?
   
地盤・基礎及び上部構造から必要な耐力を算定、
現在建っている建物の保有する耐力を
「強さ」「耐力要素の配置による低減係数」「劣化度による低減係数」から算定します。
そして、保有耐力/必要耐力が評点です。
   
保有耐力は必要耐力を上回っていなければなりません。
  
ですから、評点が1 未満の場合は、
1 以上になるように耐震補強設計を行います
   
   

以上、簡単ですが耐震診断についてのお話しでした。
   
   
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