空き家総数が30年間で2倍に増加

総務省は、「令和5年住宅・土地統計調査」のうち、「住宅及び世帯に関する基本集計」の確報値を公表しました

これは、2023年10月１日時点の総住宅数や空き家数などを全国、都道府県、市区町村などの地域別に集計したもので、これによると、空家数は2018年の前回調査比で51万3000戸増加し、900万2000戸となりました
1993年は４４７万６０００戸でしたが、30年間で約２倍の増加となりました
総住宅数に占める空き家率も同０・２ポイント増の13・８％まで上昇しており、こちらも過去最高となっています
また、空き家のうち、使用用途が不明な「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」（その他空き家）は36万9000戸増え385万6000戸となり、総住宅数に占める割合も５・９％に達しています

空き家数及び空き家率の推移－全国（1978年～2023年）

社会問題化しつつある空き家の深刻な実態が浮き彫りになったと言えます

空き家を建て方別にみると、最も多いのが共同住宅の５０２万９０００戸で、空き家総数のうち55・９％を占め一戸建ては３５２万３０００戸（同39・１％）となっています

弊社では、地域で弊害となっている「空き家調査」を定期的に行い、オーナー様にお手紙を差し上げ、一軒でも空き家を減らしといく努力をしております

お近くで「不用心な空き家」がございましたら、オーナー様にアプローチさせていただきますので、お知らせください