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鳩ヶ谷で出会った巨大な銃を持つ男(世界ウル○ン滞在記風に)
草木が青々と生い茂る5月の事だ。我々取材班は衝撃的な画像を入手した。
一人の男性が巨大なゴム鉄砲を構えているシーンだ。この画像の詳細を尋ねてみると
「ハトガヤに行け。そしたらわかる」というメッセージのみが残されていた。
6月・・・少しずつ暑くなっていく中、我々取材班はバスと電車を乗り継いでやっとの思いでハトガヤに到着した。
我々は早速聞き込み調査を行ったが道行く人は誰ひとりとしてその存在を知らない。
暑さと疲労で徐々に取材班の口数も減っていく。
聞き込み続ける事数時間、ついに写真に写っている男性を発見することに成功した。
「巨大ゴム鉄砲ですか?はい、ありますよー。あ、見ます?」
ずいぶんあっさりした回答だがとにかく見れるとの事だ。
道中、男性に話を聞いたところ写真に写っている巨大ゴム鉄砲は初代のモノで、祭りなどの儀式で使う為に
彼によって作られたのが始まりだったという。
それを彼の会社の会長(レジェンド)が改造し洗練されたデザインに進化して、射程も威力も増したという。
「これを持つことは偉大な戦士の証なんだ!」日焼けした男性が屈託なく笑いながら言う。
「明日は祭りなんだ!こいつを持ち歩けるめったにないハレの日だからみんなワクワクしているよ」
作業している皆も笑顔がこぼれている。
梅雨の合間の青空が彼らを祝福しているようで
いつまでも いつまでも見ていたい光景だった。
特派員 古賀亮佑 鳩ヶ谷にて
※この物語は一部に多大な誇張とフィクションが含まれております。