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住宅ローンのお話④ 「返済期間と金利からの商品選択」
不動産部前島でございます。
住宅ローンの返済期間は、
「融資条件で定められる返済期間」と
「住宅ローン申込者の年齢」によって決まります。
住宅ローンの返済期間は一般的には最長で35年となっていますが、
住宅ローンを終える年齢によって返済期間が短くなることがあります。
各金融機関の融資条件で、住宅ローンを終える完済時の年齢は定められています。
フラット35の場合は、80歳となっており、
46歳以上の方は35年の期間がとれなくなります。
返済期間を長く設定すると、月々の返済額は少なくなります。
とはいえ、完済年齢が80歳だからといって定年が60歳なのに
安易に定年後まで返済が必要となる計画を立てることは好ましくありません。
その場合は、退職後はどのように支払いを行っていくのか、
しっかりとした計画を立てる必要があります。
変動金利と固定金利についてです。
ここでは簡単に話しますが、
変動金利の場合、返済期間が長いほど
将来の金利がどう変動するかは分かりませんので、リスクがあります。
また、固定金利についても、
固定期間終了後は金利がどうなるか分かりませんので、こちらもリスクはあります。
つまり、変動金利、固定金利、どちらにも「リスク」はございます。
次回は、「住宅ローンと頭金の関係」をお送りする予定です。