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住宅ローンのお話⑩「全期間固定金利型」
不動産部前島でございます。
融資実行から完済までの金利が固定されており、
返済額が最後まで変わらない商品です。
経済情勢に影響も受けず金利も変わらず、
返済額も変わらない安心がるのが最大のメリットです。
代表的なものとしてフラット35があり、
金利は一般的な変動金利型、
固定金利期間選択型に比べて高くなります。
民間金融機関でも
全期間固定金利型の住宅ローンを扱っているところもありますが、
変動金利型、固定金利選択型に比べると
金利が高くなる傾向があります。
金融機関側がリスクを負う面もあり、
それに応じた金利設定になるのは致し方なく、
積極的に取扱い増やそうとはしていない傾向はあります。
返済期間中、低金利の状況が長く続いた場合、
結果的に総支払額は多くなるかもしれませんが、
35年もの長期間にわたり金利動向を予測することは不可能です。
現在のようなタイミング(フラット35平成29年8月の金利 年1.120%)であれば、
こちらを利用し安心を得るといった方法もございます。
次回は、「変動金利型」のお話になります。