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1部:インダストリアルデザインと背景とときどき自分

こんにちは、山岡です。

題名は某テレビ局で放送されていたあれです。リズミカルなので頭から離れません。

写真がヒントですね。

 

 

昨日は、ふと

「インダストリアルデザイン」というキーワードを目にしましたので、
それについて書きます。

 

今回は長いので2部にお話を分けます。

 

戻るのにお手数をおかけします。すみません。

 

 

まず、インダストリアルというのは「工業的な、産業的な」という意味です。
「インダストリアルデザイン」とはいわば「工業デザイン」なのですね。

 

なにそれ、って思われるかた、ちょっとネットで検索してみてください。

 

このデザインが主流になったのは、産業革命以降と言われています。

 

それ以前は、職人さんたちが、1つ1つ丁寧に作り上げていくスタイルでした。
しかし、高価であったので庶民たちはなかなか手の出せないものでした。
いわば「芸術品」です。

 

そんな中、機械産業が発達しました。
そこで芸術と工業を融合させようとしました。

 

そうすると、モノが庶民の手に届きやすいようになります。つまり、商品が安く買えるようになる。

なぜかというと、機械導入により、人件費がいらなくなり、効率的に大量生産できるわけです。

 

 

すると従来までの職人さんのほとんどが生活できなくなるわけです。
そして、その結果、多くの若い世代が職人という職業から離れていったそうです。

芸術と工業の融合を考えた当初の人たちは、庶民の生活が豊かになることを望んでいました。
それが資本主義社会の中、変容してしまったのです。

 

 

そして今の時代、モノであふれかえっています。
…….消費と生産の時代…….

 

明らかに、モノの寿命が短くなっている、、、、

 

(つづく。)次回はその背景に踏み込みたいと思います。

 

堅苦しい話を最後まで読んでいただき有難うございました。