土地探しの注意点その22020.07.28
山岡です。
つい先日、モデルハウスグランドオープンが終わりました。
今回は、土地探しの敷地選びのポイントその2をしていきます。
今回はセットバックについてです。
セットバック?となりますよね。
セットバックとは、道路と敷地の境界線(道路境界線)あるいは、敷地と他の敷地の境界線(隣地境界線)から、建物を敷地側にバックさせることです。
こうすると何が良いかと言いますと、建物をより高く建てることができます。(斜めの線の内側に建物を立てなければならない法律)
通常境界線から斜めの線で勾配がいくらと決まっているのですが、建物を○mセットバックさせると○×2メートル斜め線の始まるラインが後ろに行きます。
よく、マンションなどでカクカクしてして、斜めになっているような外観があるとおもいます。
そう、あれです。
その規制があるから、建物をセットバックするんですね。
話を戻します。
敷地の前の道路が4m未満の時、道路の中心線から道路境界線までの水平距離2mを確保しなければなりません。
詳しくは建築基準法42条2項に書かれています。
(公園、川、崖などが建物の反対側にある場合はは例外です)
ここ注意です。
つまり、敷地が広いなーと、思ってその土地を買ってしまって建物を建てようとする時、え!となるわけです。
なぜ、え!なのかと言いますと、前面道路が2メートルだと1m敷地自体をセットバックしなければなりません。→建築基準法42条2項
どういうことが不利かと言いますと、敷地ラインが上の話だと1m狭くなるわけですので、敷地面積が狭くなり、
建物の延べ床面積(容積率からの計算)、
建築面積が減るわけです。
じゃあ建物自体少し面積を小さく建てなければいけないんじゃないの?
その通りです。
この辺り注意してくださいね。
ちなみに山際建設では不動産とも連帯して行わさせていただいておりますので、ご検討の機会があれば、そちらの方もよろしくお願いいたします。
では、今日はここまで。
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