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『どでん』派 「ダンベル」のお話
不動産部前島でございます。
わたくしが若かったころの話でございます。
体を鍛えていた時期がありました。
当時、3キロの鉄アレイをよく
使用していたのですが、
もう少し体に負荷をかけたいと思いようになり、
他にどんな器具があるのかと
ドンキホーテさんへ見に行ったのです。
スポーツ用品売り場には、
3キロ以上の鉄アレイもあったのですが、
そこで目についたのが『ダンベル』です。
棒状のシャフトと大小の円状のプレートから
出来ているそのダンベルは、
最大10キロまで調整が可能でした。
値段も二つで5,000円ぐらいでしたので、
「これは良い!!」
とすぐに買うことを決めました。
ダンベルはそのままの形状で
販売されている訳ではなく、
薄手の段ボールの箱の中に分解されて
入っております。
表には筋肉もりもりの外国人の方が
ダンベルを持っている写真が
掲載されております。
その薄手の箱を二つ、
レジに持っていきました。
店員のお兄さんは、
まさかその箱がひとつ10キロもするものだとは
思っていなかったようでございます。
片手で持ち上げようとした瞬間、
体が逆に引っ張られておりました。
「うっ!」
と言っておりました。